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イクレイ日本 eニュース
イクレイ日本e-ニュース第11号 2016年5月11日
イクレイ日本e-ニュース第11号をお届けします。
このメールはイクレイのメールニュース配信をご希望いただいた方及びイクレイスタッフが名刺交換させていただいた方へ配信しております。

この度の熊本地震により、亡くなられた方々に対し、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。熊本市の一刻も早い復興を、切にお祈りいたします。
 

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)、2028年に向けて都市に焦点をあてる

 2016年3月に世界大都市気候先導グループ(C40)、イクレイ、都市・自治体連合(UCLG)が実施した「#CitiesIPCC 」キャンペーンを通じて、気候変動が都市に与える影響や気候変動対策における自治体が果たす役割について、各国の自治体より政府に対して、働きかけをする取組が行われました。これを受け、4月11日~13日にナイロビ(ケニア)にて開催されたIPCC第43回総会では、第7次評価サイクル(2023年~2028年)の活動において、気候変動と都市に関する特別報告書が作成されることが決定されました。COP21での成功に引き続き、今年10月にキト(エクアドル)で開催される国連人間居住会議(HABITAT Ⅲ)での「ニュー・アーバン・アジェンダ」の採択に向けて、自治体、政府、国際機関等の協力を更に勢いづける結果となりました。

詳細(英語)


"The Tateyama Mountain Range 立山連峰" by Toukou Sousui 淙穂鶫箜 is licensed under CC BY 2.0

G7富山環境大臣会合 パラレルセッション「都市の役割」の開催(5月15日)

 G7 富山環境大臣会合(5月15日~16日)の機会を捉え、持続可能な地域の発展に取り組む国内外の自治体首長等によるパラレルセッション「都市の役割」が開催されます。G7の環境大臣会合と平行して自治体首長による討議セッションが開催されるのは初めてです。パリ協定などで強調された気候変動対策の実施における自治体の重要性や、今年10月に予定されているHABITAT Ⅲなどを意識した新しい試みだと言えるでしょう。
 パラレルセッションでは、(1)交通網の近代化とコンパクトかつ強靭なまちづくり、(2)地域資源を活用した低炭素で強靭なエネルギー需給に係る取組、(3)都市の先進事例の共有と都市間連携の促進・国際機関の果たす役割、の3つのテーマが話し合われます。イクレイはこれらの取組を推進する国際ネットワークとして招待を受け、地球環境ファシリティ(GEF)やロックフェラー財団の100のレジリエント・シティ(100RC)等と共に同会合に参加します。

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持続可能な開発目標に向けた都市政策国際フォーラムの開催(6月8日~10日)

 ソウル市、国連アジア太平洋経済社会委員会(UN-ESCAP)、CityNetの共催で、持続可能な開発目標(SDGs)に関する国際フォーラム「International Forum on Urban Policy for the Sustainable Development Goals」がソウル市(韓国)にて開催されます。都市計画、交通、上下水道、環境・気候変動、住宅、都市安全保障等の様々な分野における都市政策や、SDGs達成に向けて都市が果たす役割について、先進事例の紹介や議論が行われる予定です。イクレイではこの機会を捉え、「低炭素都市・気候変動に適応できる都市」をテーマに、パラレルセッションを開催します。

詳細 (英語)

富山市がイクレイに加盟しました

 2016年4月、富山市がイクレイに加盟しました。日本国内の加盟都市は、計18自治体となりました。
 富山市は、「公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり」を基本方針に掲げ、様々な政策を推進しています。環境に配慮した未来志向のまちづくりは、2008年には環境モデル都市、2011年には環境未来都市に選定されました。少子高齢化時代を踏まえた富山型の戦略的なコンパクトシティ構想は、地方都市が抱える課題の解決モデルになりうると評価されています。2014年9月には国際連合SE4Allにおけるエネルギー効率改善都市に国内で唯一選定され、また、同年12月には、高齢化や自然災害など、国際的な課題に先進的に取り組む都市が選ばれるロックフェラー財団の「100のレジリエント・シティ」として、ロンドンやパリと並び、日本の都市で初めて選定されるなど、世界の先進モデル都市として、今後も更なる活躍が期待されています。

富山市ホームページ


(写真提供:富山市)

第3回日欧都市交流会議を開催しました(4月18-19日)

 イクレイ日本では、欧州委員会地域・都市政策総局(DG REGIO)からの委託を受け、高齢化や人口減少に対応したコンパクトシティ化および低炭素都市づくりに関する日欧都市交流事業(World Cities: EU-Japan Municipal Dialogue on Urban Policy)を、イクレイ本部と共同で実施しています。本事業の最終交流となる第3回日欧都市交流会議を、4月18日~19日に東京にて開催しました。19日には、DG REGIOおよび国土交通省を迎え、4組の日欧ペア自治体による事業成果の発表が行われ、意見交換・視察を通じて参考になった取組や教訓、交流の成果、今後の協力について説明が行われました。

【富山市】 ブルガリア・ブルガス市との都市政策交流

 富山市は、欧州委員会地域・都市政策総局の日欧都市政策対話事業の参加自治体として、「公共交通の充実」や「高齢化への対応」をテーマに、ブルガリア・ブルガス市と視察や意見交換を行ってきました。2016年4月18日~19日に東京で開催された第3回日欧都市交流会議では、両市への訪問や交流を通じて学んだ教訓や、今後の協力等について発表しました。

 ブルガス市は、黒海沿岸に位置するブルガリアで4番目に大きい都市であり、ブルガリアの南東地域における産業、文化、行政上の拠点となっている街です。
 ブルガス市では、途切れることのない交通を実現すべく、長期的な戦略のもと、バスや鉄道、自転車など複合的な整備とともに、シームレスな接続の実現を目指しており、公共交通全体の利便性を向上させています。
 富山市においては、公共交通を軸としたコンパクトなまちづくりを進めており、公共交通の活性化による、住民にとって利便性の高い公共交通の維持、確保が重要であると考えているところであり、ブルガス市の戦略的で積極的な取組みは参考になると考えています。
 また、ブルガス市における、住民の公共交通に対する満足度の高さも、興味深い点であり、マーケティングやPR、市民参画についても意見交換ができ、大変有意義な交流となりました。
 今後も引き続き、ブルガス市と情報共有や意見交換を継続し、富山市のまちづくりにとって活用できる部分については、積極的に取り入れていきたいと考えています。(富山市)


意見交換の様子


ブルガス市ボヤジエーヴァ副市長による発表

イベント
Photo credit

「G7富山環境大臣会合…」: "The Tateyama Mountain Range 立山連峰" by Toukou Sousui 淙穂鶫箜 is licensed under CC BY 2.0
「持続可能な開発目標…」: Image courtesy of 2016 SDGS FORUM

一般社団法人イクレイ日本
(イクレイ-持続可能性をめざす自治体協議会)


〒105-0003
東京都港区西新橋1-14-2
新橋SYビル4F
TEL: 03-6205-8415
FAX: 03-6205-8416

Email: iclei-japan(at)iclei(dot)org
URL: www.iclei.org/japan

イクレイについて


「イクレイ(ICLEI)-持続可能性をめざす自治体協議会」は、持続可能な社会の実現を目指す自治体の国際的なネットワークで、世界各国より1,000を超える様々な規模の自治体が参加しています。気候変動対策、低炭素社会づくり、生物多様性の保全、スマートインフラ構築、グリーン成長などの分野で、自治体の連携を促し、地域主導の革新的取り組みを支援することにより、グローバルレベルの諸課題の解決に貢献することを目指しています。
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