先月19日-20日に、韓国・ソウルで開催された2016北東アジア大気質改善国際フォーラム(2016 Northeast Asia Forum on Air Quality Improvement)にて、東アジア・クリーン・エア都市(East Asia Clean Air Cities: EACAC)が発足されました。EACACは、東アジアの都市間連携を促進することにより、大気汚染の改善に向けた自治体の取組みを加速させることを目的とした、イクレイ東アジア事務局およびソウル市協働のイニシアティブです。韓国、中国、モンゴルの都市に加え、日本からは北九州市、東京都がEACACに設立メンバーとして参加し、同フォーラムにて取組を発表されました。
オーストラリアの南東、首都キャンベラが位置するオーストラリア首都特別地域(Australian Capital Territory: ACT)は、2020年までに電力供給を100%再生可能エネルギーに切り替えることを発表した。これは、昨年まで掲げていた「2020年までに90%」の目標より厳しいものとなった。また、2050年までに温室効果ガス排出量をゼロにするといった、世界でもトップレベルの目標を掲げている。ACTはイクレイの「100%再生可能エネルギーを目指す都市・地域ネットワーク」のメンバーである。