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移管専門のIFAスイッチ

ニュースレター | 2020年4月号

【マーケット概観】

株価のラリーはどこまで続くのか

 
  • この株価のラリーは異常
  • 運用アドバイスに盲目的に従うべきでない
 

ラリーは続かない、がメインシナリオ


先月のポートフォリオ変更から、株式市場は一気に20%も上昇した。もし弊社のポートフォリオに沿った運用をしてくださっていたとすると、この株価上昇の恩恵を受けられたのではないか。資産運用において一喜一憂してはならないが、リスクテイクするときは勇気がいる。少しでもその勇気が報われたと感じていただけるなら、資産運用のアドバイスを行うものとしては、クライアントが弊社のアドバイスにしたがって決断してくださったことに大きな喜びを感じる。

しかし株価が一気に上昇したことで、今度は別の心配をしなければならなくなった。それは

「この上昇は一過性のものか、それとも持続可能なのか」

ということだ。残念ながら、私どもの考えるメインシナリオは「一過性のもの」という判断だ。すなわち株価がすぐにV字で2月の最高値に戻るとは考えにくい、という意味だ。理由はいくつかある。
  • マーケットはコロナの影響をすべて読み込んでいるとは思えない
  • 単に下落したから買うという機械的な投機、あるいは年金基金などの超大口投資家の典型的なポートフォリオである株式:債券=60:40のリバランスにかかり、上向いたところを他の投資家が追従したのではないか
  • 中央銀行がいくら金利を下げたとしても、需要がない以上は企業は単に急場しのぎの資金繰りしかできず、返済見込みは立ちづらいこと
  • それが1-3年の間に銀行のバランスシートを毀損し、弱小銀行から倒産していき信用不安が広がるだろう
  • 中央銀行の裁量はすでに限られている。利下げはもう限界だし、量的緩和を永遠に続けていくわけにはいかない
  • 今回のコロナウイルスは先般のリーマン・ショックと異なり、金融システムの膿を出し切れば解決するといった類のものではない
ただ、数週間前のただただ売りが押し寄せるぶっ壊れた状態のマーケットからは現在は回復し平静を取り戻し、ようやく値付けが行われる通常のマーケット機能が戻っていると感じている(その値が適正かどうかは別として)。

したがってマーケットは一瞬戻ったように感じるが、これから怒涛の決算が発表されコロナの真の影響を知ることになる。ボーイングなど大企業には公的資金の注入も検討され始めている。公的資金の注入の前には金融機関への債務軽減要請がいくはずだから、コロナショックで立ち行かなくなっている企業に多く貸し込んでいる金融機関は、これから厳しくなる。

リーマン・ショックでは金融システムのダメージが実体経済に影響を及ぼしたが、今回は逆の流れになることが予想される。
 
 

アドバイスを聞くか聞かないか、も含めてご相談を


前回のメルマガでは「様子見ではこの先もずっと資産運用で負け続ける」といった主旨のことを書いたが、弊社にサービス料を払ってくださっている方の全員がポートフォリオを変更したわけではなく、やはり様子見をされた方はいらっしゃる。様子見が悪いと言っているわけでは、もちろんない。運用資金はクライアントのものであって弊社のものではない。どのようにリスクを取るのかは最終的には投資金の所有者たるお客様のご判断にお任せするしかないし、また様々な状況のなかで積極的な運用ができない場合もあることかと思う。

たとえば弊社のクライアントでオフィス街で居酒屋を経営してらっしゃる方がいるが、このご時世で閑古鳥が鳴いておりとてもじゃないけれどポートフォリオ変更どころか、運用自体継続できそうにない、とおっしゃる方がいた。本当にお気の毒だが、今すぐサービスを停止し高い手数料覚悟で解約して手許現金を確保したほうがいいのでは、とアドバイス差し上げた。

資産運用は運用者本人の考えや状況を捨象しては行えない。リスクを取るタイミングだからと私どもや他の誰かに言われたからといって、盲目的に追従するべきではない。「自分の資産状況はこういう感じなんだけど、果たして今リスクを取りにいくべきかどうか」みたいな相談はサービスをお申し込み頂いている方には随時提供しているので、ぜひご相談いただきたい。

リーマンショックとは似て非なるもの

 
  • 景気回復型、イベント型、信用収縮型
  • イベント型から信用収縮型にさせないために

株式相場の調整局面においては、大きくわけて3つのタイプがある。1つは景気回復型、2つめはイベント型、そして最後は信用収縮型だ。たとえば一昨年の12月、連銀が今後利上げを行うとして株式市場は10%以上落ち込んだ。これが1つ目の景気回復型だ。景気が回復する局面で金融政策を緩和から収縮にシフトする際に起こる。足元の経済は好調なので調整されたとしてもそこからまた上昇に転じる。2つ目のイベント型が今回のようなコロナウイルスや911同時テロのようなものだ。こちらも足元経済が好調である限りは調整局面は短命におわる。

そして最後がリーマンショックや1987-88年の日本のバブル崩壊である。リーマン・ブラザーズや山一證券などの金融機関が破綻することで信用収縮が起こる。これがもっとも深刻であるだけにもっとも尾を引く。

1つ目の景気回復型の調整局面の深刻度を1とするとイベント型は1-2、信用収縮型は5-10といったところか。今回、私どもがコロナウイルスの深刻度を甘く見積もっていたのは「イベント型調整局面は短命におわる」と考えていたからだ。

しかし景気の最終局面にあるような現在の状況での調整局面の発生はイベントがなくとも生きるか死ぬか瀬戸際にあった企業を死に追いやり連鎖倒産を招く。大企業は思ったような利回りで資金を調達できなくなり銀行は貸し渋り・貸し剥がしを行う。そうなると完全に信用収縮型の調整局面に突入する。

各国政府のタスクは今回のこの「イベント型」を「信用収縮型」にしてしまわないように大急ぎで金融政策・財政政策を動員するべきだが、G7の中でも利下げが可能なのはアメリカとカナダだけだし、減税は各国ともリーマンショック後に十分やってきたのでどこまで大きな手を打てるかはまだ分からない。

では仮に信用収縮型の調整局面になったとしたら? 結論は変わらない。買い向かう。むしろ値を下げてくれたほうがファンド口数をより多く買えるからむしろ好都合だ。

ポートフォリオ

 

ようやく買い場を迎えられたことで、リスク資産に資産を存分に振り向けられるタイミングがきた。今後1週間で順次ポートフォリオを変更するので、弊社のお客様は順次ポートフォリオを変更していただきたい。
 

【今月のお悩み相談】


【ご相談内容】IFA契約は終了しても大丈夫?

貴社のアドバイスサービスに興味があります。しかし今のIFAとの契約を終了してしまってそもそも大丈夫なのでしょうか?私の証券はどうなるのでしょうか?



【IFAスイッチからの回答】契約構造が変わりますが商品に影響はありません

現在、商品契約をされている方の中にはこのような不安をお持ちの方も多くいると思います。結論から申し上げますと、商品契約上は問題はありません。

お客様の契約形態の中からIFAがいなくなるだけで、商品には影響を及ぼしません。具体的に言うと、IFAがいる状態でのお客様の契約は、以下のいずれかの状態になっています。

お客様 → 代理店もしくは紹介者 → IFA → プロバイダー(RL360やハンサードなど)

お客様 → IFA → プロバイダー(RL360やハンサードなど)

人によっては、お客様とIFAとの間に何人も、もしくは何社も仲介がいる可能性がありますが、IFA→プロバイダーという構造は変わりません。

お客様は通常、IFAに対して運用の一任勘定や各種手続きの代行をお願いしていると思いますが、IFA契約を終了した場合、それらのサービスは無くなる事になります。その穴を埋めるために弊社のようなサポートサービスが存在しております。
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今のIFAと連絡が取れない、代理店と連絡が取れない、運用状況がわからない、手続きをしようとしてもレスが遅すぎて進まない、今のポートフォリオ(ファンド)でいいのかどうか不安など、積み立て投資をされていてお悩みの方はお気軽にご相談下さい。メール、Skype、LINEでの無料相談を受け付けています。

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【目次】
誤解1. IFAってすごい能力の持ち主なんでしょ?
誤解2. 年利10%はカタイって聞いたけど?
誤解3. 英語が分からなくても問題ないんでしょ?
誤解4. 積立は数年過ぎれば止められるんでしょ?
誤解5. とにかく長く契約すればいいんでしょ?
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