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ニュースレター | 2020年2月号

【マーケット概観】

コロナウイルス、SARSとは違うか

 
  • ウイルスの拡大は、それ自体では金融市場に大きな影響をもたらさない
  • とはいえ、現在の高値水準がずっと続くわけではない

SARSの爆発的拡大が起こったとき、経済へのインパクトは比較的小さなものにとどまったことは歴史が証明しているところだ。SARSは2003年に774人の犠牲者を出したが、その瞬間こそ中国そして香港で景気の収縮が起こったものの、その年結果的にS&P500は20%上昇した。SARSによって深刻な影響を受けた香港でもその年すでに株式市場はもちろん不動産市場も持ち直している。

しかし今回のコロナウイルスでは様子が少し違う。コロナウイルスが拡大する前からグローバル経済は弱含みしており、景気サイクルの最後のほうに入っていると見られていたがウイルスがきっかけでそのサイクルの終焉がさらに間近に迫ることになるかもしれない。米国株式市場は最高値をつけていたのだから、何らかの反転エネルギーが働くことは容易に想像できる。

コロナウイルスは現在25カ国に伝播しており、執筆時点で1300人の死者そして6万人の感染者を出している。この現在の急激な拡大のペースがスローダウンしていくのを見届けるまで、投資家のリスクオフムードは変わらないかもしれない。私どもをふくめて投資家は今のところコロナウイルスの市場への影響を過去と同様に見積もっている。すなわち「コロナウイルス単体で経済の勢いを殺せるほどではない」という見立てだ。ただ、ウイルスがもたらす本当の影響、お店が閉じたりして売上が減少し信用状況が悪化することまでもまだ折りこんではいない。アメリカの連銀も中国の人民銀行も相次いで利下げを行っているせいで、コロナウイルスによる企業のデフォルトリスクがある程度隠されているからだ。
 

中国経済にはタイミングが悪かった


中国は今や世界第二の経済大国で、中国で起きたことは世界にすぐに波及する。コロナウイルスが発生する直前、中国は過去29年間で最悪の経済成長となることが発表されていた。これは米中貿易戦争、膨張する債務、伸びない出生率、高齢化などが原因だ。中国はそもそもコロナウイルス級のインパクトに耐えられる余力がなかったといっていい。ナイキ、アディダス、スターバックス、アップルなどのメジャーな小売業は軒並み店じまいし、24の航空会社が中国行きのフライトを見合わせている。これは明らかに中国経済にとって大きなダメージとなる。
 
 

米国経済にとってもタイミングが悪い


2003年のSARSの際には米国はようやくドットコムバブル崩壊による景気後退から抜け出そうとするところだった。そして全世界の経済に占める中国の割合は現在よりも少なかったため米国経済にとってSARSはどうでもいいことだった。

しかし現在米国は史上最長の景気拡大に入っており、何らかのショックがあればその成長は急激にしぼむかもしれないと投資家は考えている。通常、景気縮小のサイクルでは過剰なものが整理され富が再分配されることで次の成長の息吹となるわけだが、中央銀行が人為的な景気の膨らませ方をしている現在、この息吹は訪れないことになる。

長短の金利差を表すイールドカーブでは、すでに昨年夏から逆転現象が起きており景気後退するのではないかとささやかれてきた。そしてそこから3回の金利切り下げ、また米国債買い入れプログラムを経て景気後退の懸念は払拭されようとしていた。

しかしここ数週間でまたイールドカーブが逆転しつつある。これはリーマン・ショック前に見られた現象と同じだ。

ポートフォリオ

 

現在、世界の株式市場の時価総額の半分以上を占める米国株式市場の時価総額は米国経済の157%に達している。狂乱のドットコムバブルのときですら150%、リーマン・ショック前で110%という水準だ。ITバブルのときに「なんとかドットコム」とついただけで業務内容がITに関係なくともべらぼうな時価総額となったことを記憶されている方も多いと思うが、現在の水準はそれ以上にイカレているともいえよう。

コロナウイルス単体では経済に大きなダメージをもたらすものではないが、それが引き起こす信用収縮や景気の鈍化の度合いを見極めながらポートフォリオを調整していきたい。

 

【今月のお悩み相談】


【ご相談】子供の将来の為に積み立て投資を考えています

長期積み立て投資についてネットで色々と勉強し、いくつかの商品候補を絞っています。目的は子供に資産を残す事です。そこで、商品を契約するにあたり以下のことを教えてください。

1.何を準備したらよいか?
2.最初にいくら準備する必要があるか?
3.先々1年後〜2年後までにはいくら準備する必要があるか?

宜しくお願い致します。



【IFAスイッチからの回答】準備するのは長期間積み立てをする心構えです

インターネットには積み立て投資商品に関する情報が悪いものも含め溢れていますので、その中から商品を探すのは難しいですね。積み立て投資商品を提供しているプロバイダーはいくつもありますが、何を契約するにしても、まず考えなければならない事があります。

それは、将来必要な資金を概算でも良いので算出する事です。そしてニーズに合った商品と、必要となる積み立て金額をIFAにアドバイスしてもらってください。例えば、子供のために1億円残すことが出来ればまず安心ですが、それを達成するためには毎月何十万円もの積み立てを20年以上続ける必要があります。そこで、今のご自身の収入や将来の収入アップを踏まえ、妥当な目標額と積み立て金額を算出するのです。

大切なのは、無理なく積み立てられる範囲をアドバイザーと一緒に探っていくという事です。そのプロセスで、ライフプランが明確になり、自分に積立投資が向いているのか、またどんな商品が良いのかが明らかになるでしょう。何より重要なのは、積み立て投資を長期間続ける覚悟を決める事です。それを理解して頂いた上で、頂いている質問にお答えします。

1.何を準備したらよいか?
→契約に必要なものはパスポートと住所証明です。

2.最初にいくら準備する必要があるか?
→毎月の積み立て金額×2ヶ月分を申込みと同時に納める必要がある場合が多いです。

3.先々1年後〜2年後までにはいくら準備する必要があるか?
→短い将来ではなく、20年、25年という長期で考えてください。必要な金額は毎月の積み立て金額×12ヶ月×契約年数です。
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今のIFAと連絡が取れない、代理店と連絡が取れない、運用状況がわからない、手続きをしようとしてもレスが遅すぎて進まない、今のポートフォリオ(ファンド)でいいのかどうか不安など、積み立て投資をされていてお悩みの方はお気軽にご相談下さい。メール、Skype、LINEでの無料相談を受け付けています。

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誤解1. IFAってすごい能力の持ち主なんでしょ?
誤解2. 年利10%はカタイって聞いたけど?
誤解3. 英語が分からなくても問題ないんでしょ?
誤解4. 積立は数年過ぎれば止められるんでしょ?
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